用紙によって色は変わる?
同じデータを印刷したはずなのに、
「紙が変わったら色の印象も変わった」
という経験はありませんか?
実は、印刷物の色はデータだけで決まるわけではありません。
使用する紙によっても見え方が変わります。
今回は、用紙と色の関係についてご紹介します。
画面と印刷で色が違う理由については、
「なぜ画面と印刷で色が違うの?」
で詳しくご紹介しています。
同じデータでも見え方は変わります
印刷物の色は、
- データ
- インク
- 印刷機
だけで決まるわけではありません。
実際には、印刷する紙も大きく影響します。
同じデータを使っていても、紙が変わると色の見え方や印象が変わることがあります。
光沢のある紙は鮮やかに見えやすい
コート紙やポスト紙などの光沢がある紙は、色が鮮やかに見えやすい傾向があります。
写真や商品の色をしっかり見せたい場合によく使われます。
チラシやパンフレットなどで見かけることが多い紙です。
マット系の紙は落ち着いた印象に
マットコート紙やマットポスト紙などは、光沢を抑えた落ち着いた仕上がりになります。
色味もやや柔らかく見えるため、上品な印象や読みやすさを重視したい場合によく使われます。
同じ色でも、光沢紙とは違った雰囲気になります。
上質紙は少し優しい色合いになることも
コピー用紙に近い質感の上質紙は、インクの吸収が比較的大きいため、光沢紙に比べると少し落ち着いた色味に見えることがあります。
派手さはありませんが、自然で親しみやすい印象になります。
紙の色によっても変わります
白い紙だけでなく、
- クリーム色
- アイボリー
- クラフト紙
などの色付きの紙もあります。
例えばクラフト紙に印刷すると、紙そのものの色が影響するため、白い紙とは違った仕上がりになります。
同じデータでも、ナチュラルな雰囲気になったり、温かみのある印象になったりします。
色だけでなく印象も変わります
実際には、
「色が変わる」
というより、
「受ける印象が変わる」
と言った方が近いかもしれません。
例えば同じデザインでも、
- 光沢紙なら鮮やかで元気な印象
- マット紙なら落ち着いた印象
- クラフト紙なら温かみのある印象
になります。
紙選びは、色だけでなくデザイン全体の雰囲気にも関わってきます。
完全に同じ色を再現するのは難しい
画面と印刷で色が違うことがあるように、用紙が変わると色の見え方も変わります。
そのため、
「どの紙でもまったく同じ色」
を再現することは簡単ではありません。
印刷物は色だけでなく、紙の質感や雰囲気も含めて仕上がりが決まります。
実は黒も紙によって印象が変わります。
黒の見え方については、
「黒にも種類があるって本当?」
で詳しくご紹介しています。
用紙選びもデザインの一部です
紙は単なる印刷するための素材ではありません。
どの紙を選ぶかによって、伝わる印象も変わります。
キマイラデザインでは、デザインだけでなく用紙選びのご相談にも対応しています。
仕上がりの雰囲気に合わせてご提案することもできますので、お気軽にご相談ください。


