印刷したら端に白い線が出てしまう理由
印刷されたチラシや名刺を見たときに、
「端に白い線が出ている」
「背景を端まで入れたはずなのに白いフチが見える」
そんな経験はありませんか?
データ作成時には問題がないように見えても、印刷後に白い線が出てしまうことがあります。
今回は、その理由についてご紹介します。
印刷物は後から断裁される
名刺やチラシ、パンフレットなどの印刷物は、印刷した後に仕上がりサイズへ断裁されます。
例えばA4チラシの場合も、最初からA4サイズで印刷されるわけではありません。
少し大きな用紙へ印刷し、その後で仕上がりサイズに切り揃えています。
そのため、わずかな位置のズレが発生することがあります。
なぜ白い線が出るの?
背景や写真を紙の端まで配置したデザインの場合、断裁位置がほんの少しズレるだけで紙の白い部分が見えてしまうことがあります。
実際には数ミリにも満たないズレですが、背景が濃い色の場合は特に目立ちやすくなります。
印刷ミスというよりも、印刷物の仕組み上どうしても発生する可能性がある現象です。
白い線を防ぐために必要なのが「塗り足し」
この白い線を防ぐために必要なのが「塗り足し」です。
塗り足しとは、仕上がりサイズより外側まで背景や写真を伸ばしておくための余白です。
断裁位置が少しズレても背景が残るため、白い線が出にくくなります。
塗り足しについては、「印刷会社から『塗り足しが足りない』と言われたら」で詳しくご紹介しています。
トンボも大切な役割をしています
塗り足しと合わせて使われるのが「トンボ」です。
トンボは、どこで断裁するのかを示す目印です。
塗り足しとトンボの両方が揃うことで、印刷会社は正しい位置で仕上げることができます。
トンボについては、
印刷会社から『トンボを付けてください』と言われたら
で詳しくご紹介しています。
CanvaやOfficeソフトの場合は注意
CanvaやWord、PowerPointなどで作成したデータでは、塗り足しやトンボの設定が不足していることがあります。
そのため、
「印刷したら白い線が出てしまった」
という原因になることもあります。
PDFにしたから大丈夫というわけではなく、印刷用データとして必要な設定ができているかも大切になります。
修正と言われても慌てなくて大丈夫です
印刷会社から塗り足しやトンボについて連絡が来ても、珍しいことではありません。
特に初めて印刷データを作る場合は、多くの方が一度は経験する内容です。
「失敗してしまった」
ということではなく、印刷に適した状態へ調整するための確認と考えていただければ大丈夫です。
キマイラデザインでは、印刷データの調整や修正のご相談にも対応しています。
印刷会社から修正依頼が届いて困った場合も、お気軽にご相談ください。


